ワールドカップを観ちゃうとJリーグ・・・

 ワールドカップファンにとっては楽しいお祭り騒ぎがあっと言う間に、そしてJリーグファンにとっては長い長い中断期間が終わりました。
 やぁ、今朝の決勝戦は凄かったですね。まさに世界最高水準のショーケース。精度の高い応戦は、例えスコアレスの時間が長く続いていても白熱した攻防に引き込まれるばかりで、このまま永遠に試合が終らぬ事を願うような至福のひと時でした。

 さて、日本代表の大活躍で盛り上がったワールドカップ。あの感動を、自分の目と耳と心で体感したらどんなに素晴らしい事だろうと感じている方は少なくないはず。

 決勝戦終えた今日、貴方の周りに、職場やお茶の間に、こんな言葉は聞えてきませんか。

『ワールドカップ観ちゃうと、Jリーグとか・・・・』

 なんと言う悪魔の言葉でしょう。折角これを機会に我が街のスタジアムへ足を運ぼうとしていた矢先に水を差す。これが職場や学校で競技経験者臭の漂う輩から発せられた台詞だったりすると、更に重みをまして「やっぱそうなんだ」と萎えてしまいます。

 が、しかし安心です。この「ダイヤモンドサッカー」時代から4年置きに、何処からとはなく湧き出るこのフレーズ。発信元を調べますと

 1)確かにサッカーに詳しい人種に多い。

 2)Jリーグを知らない訳ではない。

 3)自費でスタジアム観戦した事が極端に少ない。


 そう、つまりこの人種の方々は、テレビの画面を通してワールドカッププレミアリーグのサッカーと、日本国内の試合を比較しているのです。ここには、放送に係わるコストの問題が大きく介在していて、予算に惜しみなく最新の撮影技術を駆使し、中澤選手の顔のしわが揺れる様子まで再現するスーパースローと予算の関係で、カメラの数が制限されて、仕舞いには上部スタンドから広角で固定された映像が中心になってしまう国内サッカーの映像では迫力が違う訳です。

 『ワールドカップ観ちゃうと、Jリーグとか・・・・』 もうこんな言葉、気にすることはありません。出来るだけで動機は単純に、敷居は低く、ビデオレンタルで自宅で観る映画より、映画館のスクリーンで観る映画に感動を見つけるように、ipodに入った何万曲より、ライブで聴いた弾き語りの1曲が忘れられないように、そしてグルメスーパーで見つけた糖度の高いトマトより、出先の田舎で見つけた採れたてのトマトの美味しさを見つけたときにも似た充実感。自分がそこに居る事の充実感とでも言いましょうか、間違いなく貴方の訪れるスタジアムには先にそれを見つけた仲間達が待っていると思います。


 『でも、やっぱり外人がいいんです。。。』

まだ言いますか、
まぁ、先生もそんな時代がありました。。。
外人さんを観たい衝動もあるでしょう、分かりました。


Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦

スルガ銀行チャンピオンシップ2010 TOKYOであります。東京で世界一決定戦が観れます。あの日本を破ったパラグアイ代表戦手もレギュラー候補です。そして、
お得意な自由席1500円の世界一決定戦、ほら、あなたも国立に行きたくなったでしょう(笑)

ほとんど、PRですんません。